2013年7月11日木曜日

「歌行燈」


来週、読書会に参加することになり、読んでみました。

泉鏡花は、中学生で「高野聖」に手をつけて挫折し、
それ以来、気になっていたものの、
なかなかきっかけがありませんでした。
そもそも中学生っていうのが、早すぎたんですが。。

しかし今、「歌行燈」を読んでみると、、、
どうでしょう、この怪しい美しさ!!
すっかりやられました。

「あっち」の世界にすうっと連れて行かれるような、
壁抜けするような、
此岸から彼岸へ渡るような、あの感覚。
文楽や能や落語でも、はじまりは、まずあちらへ渡るところから。
「あ、今、自分が連れていかれた」
という瞬間の心地好さを思い出しました。

頭の中では、三味線や鼓の音、
謡や義太夫節などが鳴り響いています。
文楽や能を観ておいてよかった。
自分なりにその良さを見つけ、
世界には浸った経験があってよかったです。

とはいえ、文語文だし、泉鏡花独特の表現など難しい部分もあって、
私の解釈が合っているのかしら、と不安ではある。

そこで見つけたのが(これも図書館の蔵書!)、
コミック版「歌行燈」。

た、助かる〜


でも、初めて読む方もまずは原作からおすすめします。
ある程度、自分の中で世界をつくっておいてから、ビジュアルに臨む方がよいかと。

さて、本番の読書会はどんな人が来て、
どんな話が展開していくのでしょうか。
楽しみです。

0 件のコメント:

コメントを投稿