2013年8月2日金曜日

道具を手に


JALの会員誌に掲載されてた興味深い活動。

「道具を手に」というフランスの非営利の市民団体。
http://www.loutilenmain.asso.fr/default.asp?
(フランス語なので読めないんだけど、、)

リタイアした職人たちが週1回、ボランティアで中学生に手工芸を教える。
ただの体験ではなく、2年間みっちり手取り足取り教えてくれる。

「職人技」は、七宝焼、料理、鉄工芸、石工複製、モザイク、
園芸、木工、電気回路、羽ペン書道、縫製、模型、設計図...など幅広い。すごい。

このアトリエがきっかけになって、職人を目指す子もいるとか。


-----(以下引用)-----
「相手が子どもだからといって、ちゃちな道具を使わせるのではなく、本物の鑿や金槌などの工具を持たせる。鉄の溶接では火花が飛ぶし、彫刻では埃まみれにもなる。シニアが一生をかけて磨いた技術を伝授されるのだから、子どもたちの目も輝くはずだ」
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中学生にもなれば、本物を知りたいという欲求は、より強くなる。
本物をもたせてもらえて、本物(シニア)から伝授されるというのは、
ものすごく刺激や向上心をかき立てられることで、
ワクワクするだろうな、と思う。

思春期の若者も、シニアも、お互いに本質を見つめる目が鋭く、
ごまかしが利かない、そして探究心がある世代。
この交流はすばらしい。

言葉にすると「世代間交流」って陳腐なのだけど、
具体的な形として世の中に存在しているのを見たり、
自分がその中に居たりすると、
ほんとうに様々な手段(これの場合は、道具)があり得るのだと思う。

そして、このような活動がもたらす影響は、
こどもの居場所づくり、シニアの社会貢献、認知症予防、
キャリア教育、技術の伝達・伝承、地域コミュニティの形成、など、
ほんとうにたくさんあると感じる。







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