2013年9月11日水曜日

悪霊 ~下女の恋



いつものお芝居友だちにお誘いいただいて、
松尾スズキ作・演出のお芝居
「悪霊 〜下女の恋」を見てきました。

下北沢の本多劇場といえば、
なんとなく演劇の殿堂的な感じで、
お芝居に関しては、全く素人の私はドキドキでした。

収容人数386名。
決して広くはない、この適度な空間が観客としては心地よい。
興行的には難しいのかもしれないけども。

かなりハイテンションで始まるのだけど、
登場人物の背景が次第に見えて来ます。
血縁によって受け渡される負の遺産、
満たされなかった感情に対する喪失と悼みと物語。

気持ち悪いぐらいに笑いを挿入してくるあたりもシュールで、
悲劇なんだか喜劇なんだかの解釈も自由。
こういうお芝居は好きだな。

「面白かった!」ってスカッと笑えるものも好きだし、
「ああ、人間ってのはな...」と思うのも好きだし、
「切ない〜」とのたうち回りながら帰途につくのも好き。

お芝居の良さに最近また着目しています。
ギリシャ、ローマの時代から綿々と続く演劇という表現。
目の前で、人が生で演じるのを見て感じる体験を
根源的に必要としているんだなぁ、としみじみ思います。

もしかするとドストエフスキーの「悪霊」が
ベースになっている部分があるのかもしれないので、
「カラ兄」の次は、「悪霊」を読もうと思います。

そうそう、こういう舞台を観に行くと、
PRチラシを50枚ぐらいどっさりいただきます。
それを眺めるのも楽しみだけど、
必ず、シェイクスピアは入って来るのね。
今回のだけでも「リア王」「マクベス」「リチャード三世」「十二夜」。。
やっぱりシェイクスピアは普遍なのだなぁ。

堤真一のマクベス、、ちょっと気になっております。

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